

体がスンと鳴る
夢から剥がれ落ちたような夜
改札を通りぬける時の
風が全部を攫って行った
もう君色じゃ歩けない
いちいちスキップとか言って
それはそれは弾んでいたね
なんもかんもきれいに光って
太陽だって無力だったな
永遠信じたって怖くないほど
ただ無我夢中でした
今も描けるんだ 鮮明に
僕らの青は息を吐く間もなく唐突で
春に染まって散っては
心の密度を彩っていく
忘れたくないな
今日こんなに誰か想い強く泣いたこと
利き手で拭った
流るる記憶
花みたいだ
見聞録の隅に書く
本当は明日から逃げたいよ
いつもの景色に
こんなだっけ?って呆れられそうで
視線逸らして歩くんだ
不意打ちのくしゃみでハッと
引き戻されるように現実
世界の法則は多分
僕には適応外でも
君の残した温度に触れるたび
ただ‘ありがとう’って文字が
目の前いっぱいに広がった
僕らの青は時に理由もなく残酷だけど
無意味じゃないよって
最後にはちゃんと伝えてくれる
忘れたくないな
大切を失くした後のからっぽの痛さ
その方がきっと
誰かに優しくなれそうだ
ひとりぼっちで見上げた空は青くてさ
心細くて 今はまだ眩しすぎるけど
声に出してみた
「急がなくたって大丈夫。」
僕らの青は息を吐く間もなく唐突で
春に染まって散っては
心の密度を彩っていく
忘れたくないな
今日こんなに君に思い馳せて泣いたこと
両手で掬った
流るる記憶
花みたいだ
- Lyricist
Qisano
- Composer
Qisano
- Producer
Qisano
- Vocals
Qisano

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Nemophila
Qisano
Singer-songwriter[Qisano]