

いちのたにの 風に誘われ
すまのうらわに 馬を寄せる
十六の春 まだ浅き夢
よろいの重さ 肩になじまぬまま
夕闇迫る 波のまにまに
腰に差したる 「さえだ」を撫でて
今朝まで吹いた 雅なる調べ
いくさの足音に かき消されてゆく
あな美しき わかむしゃの華
散りゆくさだめと 知りながら
青葉の笛を 形見に残し
くもいの空へと 羽ばたいてゆけ
せつなのきらめき とわに刻んで
呼び止める声 振り返れば
くまがいの瞳に 涙が宿る
「しるしを取れ」と 微笑む顔は
戦火を忘れた つきよの如く
あなかなしき すまの嵐よ
波打ち際に 夢は消ゆとも
君がのこした 笛のねは
今も歴史の 風に響いて
儚き命の ともしびを照らす
- 作詞者
かおまる
- 作曲者
かおまる
- プロデューサー
かおまる
- プログラミング
かおまる

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須磨の残り香 平敦盛
かおまる
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