Time Bend Front Cover

Lyric

Time Stair

Kine Lune

僕は まだここにいる

君は?

君が黙ると 部屋が狭くなる

壁がせり出し 呼吸を盗む

君のいない場所でする 呼吸のすべては

捨てていくべき 遺留品のようだ

空は痣(あざ)のように 濁っているけれど

誰も名付けない 光が灯る

鏡に映る自分と 握手を交わし

この重圧を 「普通のこと」と呼ぶんだ

歴史が 疲れた旋律を口ずさむ

「前もこうだった」

「すぐまたそうなる」と

心の準備なんて できない

足元は まだふらついたまま

どっちへ逃げればいい?

肺の奥で 震えが止まらないんだ

もしすべてが 白い沈黙に消えるなら

消えてしまう前に 僕の名前を呼んで

ただの数字に なりたくない

誰かでありたいだけなんだ

画面の中では 嘘の平穏が売られ

機械的な瞬きが 繰り返される

「平和」だとか 「進歩」だとか

未来がその瞳を 閉じるまでの物語

子供たちは 地図という暗号の上で眠り

引かれたこともない 境界線を夢に見る

消え方を 早くに学び

何のために死ぬのかを 悟っていく

時計は 止まることなく

ただ僕らを 見つめている

「勇敢なのは誰だ?」

「気づいていないのは誰だ?」

心の準備なんて できない

地面が 崩れ落ちていく

約束はすべて 慈悲のように響き

慈悲はすべて 罪のように聞こえる

もしすべてが 灰と残響に終わるなら

光が消えるまで 僕を抱きしめて

愛した記憶さえ なかったかのような

そんな終わり方は したくない

その時は

怒りとともに くるのではなく

静かに

正確に やってくる

警告も

最後の答えもなく

ただ僕の瞳の中に

空が広がるだけ

誰を 責めればいい?

誰も 何も語らず

恐怖が繰り返すものを

沈黙が 肯定する時に

そばにいて

離さないで

行かないで

心の準備なんて できない

一人で抱えるには 重すぎる

僕たちは 火の中に落ちたわけじゃない

ただ 寒さに疲れ果てただけだ

もし 救う価値のあるものがあるなら

それは この感情(おもい)であってほしい

旗でもなく

国境でもなく

これが現実だったという 証(あかし)だけを

僕は まだ息をしている

君は?

  • Lyricist

    Kine Lune

  • Composer

    Kine Lune

  • Producer

    Kine Lune

  • Vocals

    Kine Lune

Time Bend Front Cover

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    Kine Lune

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