

開発された山の斜面
忘れられたの里の畑
誰が決めたこの線を
風が静かに消してゆく
人の匂いが薄れてく
森は静かに近づいてる
境界線が揺らいでる
君と僕の間でさえも
曖昧な場所で生きている
誰のものでもない今を
木の実が実らない秋
空腹が導く足跡
管理されない緑は
新しい道を作ってる
守るべきもの見失い
距離感さえもわからない
境界線が揺らいでる
君と僕のあいだでさえも
曖昧な場所で生きている
誰のものでもない今を
共存という名の妥協
理解という名の諦め
でも本当は知ってるんだ
線を引いたのは僕らだと
境界線を引き直そう
お互いの領域尊重して
でも時には越えてもいい
理解し合うためならば
揺らぐ境界の上で
僕らは今日も生きている
- 作詞者
RYO
- 作曲者
RYO
- プロデューサー
RYO
- プログラミング
RYO

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境界線
RYO
人が引いた線は、いつの間にか風に消されていく。
開発と自然、理解と諦め、君と僕——そのすべての間にある“境界”は、揺れながらも確かに生きている。
『境界線』は、現代社会に潜む「分断」と「共存」を見つめ、線を引き直す勇気を問う楽曲。
曖昧な世界の中で、それでも互いを理解しようとする希望を静かに歌い上げます。



