歌詞

夢際 消えた影法師

緑の風 抜けていく

光が捻れて絡まった

321待たず 淡く滲んで爆ぜる

廻る世界に爪痕を描く

濡れた夢が軋みながら揺れる

鏡の中 裸足でひとりきり

歩いてる案山子 少し前の私

影が揺れて また空へ落ちていく

言葉なく一つ 罅に流る雨

さよならだけが アスファルトに溶けた

風が吹いて また 日々は弧を描く

言葉なく僕は　夜と手を繋ぐ 嗚呼

想い出がまた夜明けへ 溶けてゆく

記憶が腐って芽を吹いた

12の34で 花咲き身となる

歪む波形を 子供らが食む

繰り返し打つ拍 種を蒔く

残響の縁 浮かぶ雲と心

いつまでも同じ そのままの形

影が揺れて また空へ落ちていく

言葉なく一つ 罅に流る雨

さよならだけが アスファルトに溶けた

風が吹いて また 日々は弧を描く

言葉なく僕は　夜と手を繋ぐ 嗚呼

想い出がまた 夜明けへ 溶けていった