

腐った魚の匂いのする部屋で
国語の教科書を読んでいた
勉強が好きになることを
恐れてはいなかった
ゴミ箱をわざとひっくり返して
ぼくはそこで泳いでいた
いつのまにかぼくの体は
魚の鱗に覆われていた
なんでも知ってるよって
周りには言っていた
算数なんかは特に
得意だよって言っておいた
腐った魚の匂いのする部屋で
音楽を聴いていた
閉め切ったカーテンにはすでに
60年代のシミがついていた
生意気なスピーカーがぼくに
狙いをさだめていた
いつのまにかぼくの体は
弾丸まみれになっていた
なんでも知ってるよって
周りには言っていた
ビートルズなんかは特に
得意だよって言っておいた
腐った魚の匂いのする部屋で
将来について考えた
扉が見つからなくなることを
恐れていたのかもしれない
外国のビール瓶が一本
机の上に立っていた
アメリカでいつかは暮らすんだと
とりあえず言っておいた
なんでも知ってるよって
周りには言っていた
ニューヨークなんかは特に
得意だよって言っておいた
なんでも知ってるよって
周りには言っていた
ロサンゼルスなんかは特に
得意だよって言っておいた
- 作詞者
灰也
- 作曲者
灰也
- プロデューサー
灰也
- レコーディングエンジニア
灰也
- ミキシングエンジニア
灰也
- マスタリングエンジニア
灰也
- ギター
灰也
- ベースギター
灰也
- ボーカル
灰也
- バックグラウンドボーカル
灰也
- ソングライター
灰也
- プログラミング
灰也

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