Lyric

闇の中 落ちていく

いつか終わりは来るけれど

隠してたプロローグ

淡い夢ん中 溶かしてく

籠の中の貴方は

部屋の中で 繰り返す月明かり

冷たく暗い部屋で

私を呼ぶ 私に笑いながら

穿たれたこの羽は

戻らないわ 下らない逃避行

壊れてるイデオロギー

針は進む 静かな狭い部屋で

声の無い 冷たいドアを叩く

紅に染まった十字架に

私は飾られた君の名と

オレンジに色付く言の葉を

夢の中 深く溺れてく

泣き出しそうなあの子へと

朝を呑む 月が消えていく

落ちた天使のフィロソフィー

籠の中の貴方は

私を呼ぶ 曇り無きその顔で

差し出したマドレーヌ

貴方を裁く者達は居ないから

安寧な部屋では 夜のワルツ

飛べない貴方は歌いながら

私をここから連れ出して！と

薄紅に色付く言の葉を

最悪な未来の結末を

さよならと笑顔で花束を

「私の事を忘れないで！」

ねえいつまでも ねえいつまでも

泣き虫な君のエピローグ

今はなき やむ あの子へと

光差す 部屋のロベリアと

恋をしていた女の子