Lyric

出逢いを偶然と呼ぶことに

慣れてしまったから

別れを必然と呼ぶことに

なんの躊躇いも感じない

この先10年後に

隣にいるのが　君じゃないかもって

想像した僕の罪

交差点で君を見かけても

声をかけたりしないよ

君にとっての僕は　ただの通行人A

そうわかっていても　どうか

信号が青に変わらないでなんて

曇り空に月を探すようなそぶりだ

出逢いを必然と呼ぶことに

憧れていたから

別れを偶然と呼ぶことは

どうしても出来なかった

早く忘れたほうが　傷つかないでしょう

勝ち負けで言うなら　いつだって君のほうが強い

交差点で君を見かけても

声をかけたりしないよ

君ならきっとうまく

すれ違ってくれるだろう

出来る限りの嘘を束ねて

サヨナラの代わりに渡したのは

紛れもなく　今震えているこの両手だ

もう一度逢えたなら　必然と呼ぼうか

想像していたより　胸が熱いのはなぜだろう

交差点で君を見かけても

声をかけたりしないよ

君にとっての僕はただの通行人A

それでもいいから　せめて

すれ違うその横顔は笑っていてと

祈りながら　青い光のほうへ　歩いてく