歌詞

キミと僕と秘密の庭で

凪の日なたは昨日より少し分かりやすい

キミの居場所はいつも決まって特等席みたい

蕾んだうす紅が鼻につく

縁側の足元では、これ見よがしにじゃれるキミ

からからと冬の朝、キミのためにある光の庭で

少しだけ水を撒く　風と砂塵がキミを傷つけないように

カルタ遊びに飽きたら、つぎはお昼寝

こたつの上でミカンは少しくたびれているみたい

恩着せがましい日が部屋に射すと

行き先も知らない少女じみた期待がボクを射抜く

さんさん、チビのお日さまは、冬のにび色にちょいと乗っかる

ランラン、僕の頬っぺたは、ワケも無いのに何でか引きつる

わるい？

いじけた日差しがキミをからかう

曇天の裏切りはひっそりと始まり、知らぬうちに終わる

さんさん、チビのお日さまに、冬のにび色がちょこんと下がる

ランラン、僕の頬っぺたは、ワケも無いのに何でか引きつる

わるい？

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ララバイブラザーズのベストアルバム『ララバイブラザーズのエキス』が17年の時を経て、サブスクリプション形式で登場します。
「卑屈ですけど、何か？」

ララバイブラザーズ
ピアノララバイとギターララバイからなる二人組み。血縁の真偽については未確認。ピアノとギターをバックに、ノスタルジック、エロティック、はたまたナンセンスな詞を卑屈に歌い上げる。音楽的なスタイルとしてはジャズの影響が強いような、でも、ジャンルはそれほど意識はしていない。
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