

ひと夏のまぼろし
なべつるの海へ君を誘って連れ出した
白い砂浜どこまでも地平線のように見えて
水しぶき跳ね上げてはしゃぎながら遊んでいたら
履いていたサンダル流されて手をつなぎ取りに行く
心配かけてごめん戻ってきたよ
手汗握り潰し君へと向かう
出店立ち並び氷菓子食べましょうか
冷えた指先で頬を触った
じゃれあって笑って頭をなでる
夕暮れ祭りの中溶け込んだ
波照間での花火大会久しぶりに咲き誇り
昔見た同じ景色だけど今あなた横に居て
タバコを蒸すたびに距離は少しずつ遠く
目の前に見えた陽炎は霞み
心に秘めた一点集中の気持ち
動いてはみるが君は見向きもしない
まあいいやその場の空気に流され
一人じゃないいつもここに居るから
今宵も月が綺麗ですね
ずっと月を見てたいそう期待してた
現実は甘くない蝉の鳴く頃知った
一夏だけのまぼろしそんな物語でした
- 作詞者
いしいかえで
- 作曲者
いしいかえで
- プロデューサー
小林崇
- ボーカル
いしいかえで
- 鉄琴
小林崇

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