コリオリの力のジャケット写真

歌詞

浄化 (2024 Remastered)

ThickFog

カナリヤの歌は私にしか聴こえない

心に閉じ込めたまま 大事に、大事にする

あたたかい春の手を 導く赦しの手を

そのまま信じられる 私ならいいのに

一人でも立てるように 強くあろうとすればするほど

間違うの 誤るの 迷子になって また、足をくじくの

「ごめんなさい」「赦して下さい」

ずっと口にし続けて

私は一体 誰に希ってきたのだろう?

黄昏が / 夜が明けるのを

咀嚼して / 恐れているの

呑み込んで 消化して / 暁が私を焼くから

それでいい / 閉じ込めていて

それがいい / 私を鳥かごにしまって夜に留めて 永遠にして

歌うことが何になるの?

私の罪を軽くしてくれるの?

体に溜ったへどろの日々を いびつな声と言葉に託して

「大好きだよ」「愛しているよ」

その実感を得る為に

痛みを必要とした理由ももう、覚えていない

黄昏が / 夜が明けたら

嗚咽した / 痛みは増す

その涙をカタマリにして / 背に負うひどいやけど

閉じ込めて / 閉じ込めていて

永遠に / 夏を待つ涼しい風を窓から通して 私を癒(なお)して

あたたかい春の手を 導く赦しの手を

求めて夜を彷徨う 罪ほろぼしの日々

  • 作詞

    桃胡 雪

  • 作曲

    ZAKI

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「大切なのは、回り続けること。」

その規模は小さいけれど、
日本の片隅で休むことなく活動を続けるヘヴィーメタルバンド・ThickFog。
そんなThickFogが2024年夏にお届けするのは、
「風」を意識したコンセプト・アルバム「コリオリの力」。

風が海の向こうまでThickFogの楽曲を届けてくれるよう、
願いを込めてリリースします。

アーティスト情報

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