リリース日: 2025/06/01
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2000年代後半の日本で、ローファイミュージックを軸に、夢と現実、そして電子音楽とフォーキーな歌の交点を探索した藤田建次の16年ぶり4枚目のアルバム。
東京の郊外。日々の暮らしともに何気なく試した電子ピアノ、ギター、シンセサイザー、そして生活の気配も含めた音による日常のスナップ。
それらをカセットテープダビングや音響操作で解像度を落とし、淡くスローにすることで現れる古くて新しい音の風景。
ある土地で暮らし耳を澄ますことでしか見えてこない音の景色がある。淡々と繰り返される日常の場だったとしても、そこには汲み尽くせない細部と発見がある。
Music: 藤田 建次
mastering: 庄司 広光
Illustration: 高良 真秀
日本の音楽家、藤田建次。東京八王子の4畳半から、滲んだ郊外のフォークロアを紡ぎ出す。「suburban bedroom folklore」を掲げ、アシッドフォークと電子音楽が融け合うアヴァン・ポップを追求。16年の沈黙を経て2025年に再始動。カセットの磁気変調やエフェクターによる音響工作により、「今ここ」の部屋を起点に別の空間をチューニングするように時間を複線化していく。その響きは単なる懐古を超え、日々の生活の残り香や日常の裏側が揺らめくホーントロジー的な音響空間を立ち上げる。多重録音が織りなす継ぎ足しの迷宮のような世界観で、唯一無二の独自の立ち位置を確立している。
磁気音景