Lyric

ふたりを割くように

吹き抜けた春の風

切なさ募らせる冷たい雨

共に過ごした雪の舞う

あの冬の日の方が

ずっと暖かく感じた

月のない夜空に

代わる星もなく

かすかに残る左手の温もり求めた

ただ空を見上げ

あなたへと向かう

雲を追いかけた

ふたりをひとつ結んでた

長いマフラーでは

もう届かない距離

咳の音が静かに響き渡る部屋で

聞こえるはずない声探して

ひとり涙して

ぽっかりと空いた

心の隙間に

今でも響いてる 君の声

閉ざしてたドアを叩くように

電話が鳴った

どうしても寂しくて眠れない夜も

君の声聴くだけでもう怖くないよ

「大丈夫 大丈夫」

その一言が寄り添って

そっと眠りにつくよ

凍えそうな月のない夜も

寂しさ溶かしてくれるその声に

溢れ出した心の雫

逢いたくて寂しくて

凍えそうな冬の日も

そっと包み込むように

声を届けてくれますか

あなたの声聴く時

あなたを側に感じられる時

わたしはわたしになれる

(I need you baby)

どうしても寂しくて眠れない夜も

君の声聴くだけでもう怖くないよ

近くて だけど遠くて

だけど誰よりもずっと側に居て

君だけのわたしでいるから