Lyric

あの朝、光る窓を指でなぞった

その景色を胸にしまう

だれとも分かち合えない、代えられない

わたしだけの

あなたの花の香り

睫毛に灯る雪

瘡蓋の赤

満ちていく

ひとりひとつの宇宙を

いつも抱きしめられたら

振り返ることができるほど、日々とわたしを

重ねてきたの

裸足で跳ぶ広野

身体に落ちる熱

指先の雫

満ちていく

ひとりひとつの宇宙を

いつも抱きしめられたら

満ちていく

ひとりひとつの宇宙を

ただ抱きしめられたら