アバンdeモーダン 1st&2ndのジャケット写真

歌詞

ひとかけら

アバンdeモーダン

枯葉を揺らす風はとうに

冷たくなり頬に刺さる

夜も応えるように

暗さを増す 深さを増す

ふとイヤホンを外してみる

賑やかな街の声

三日月 連なるテールライト

家路につくスーツ姿

一つ一つの営みは

ありふれるという

尊さを知っていた

あなたの世界のひとかけら

私にも担わせてよ 彩らせてよ

失くしてしまえば成り立たないと

子どものようにヘソを曲げて

駄々を言って欲しいの

三日月と呼んで初めて

欠けた意味が出来たねと

今のままで素敵だよ

欠けてもいいと

足りなくてもいいと

ああ 全てをきっと知るためには

生き急ぐぐらいが丁度いいの

患いながら焦がれるだけ

衣擦れの音にまさぐられる

欠けた私は惨めでしょうか

私の全てを知りもせずに

目尻の隅でも良いからと

しおらしく笑えば泣いちゃうから

澄みはじめた空に浮かぶのは

自信ありげに欠けた光

あなたの世界のひとかけら

私から始めないで

2番目から置いて

最後に私を手に取って

ぽかりと空いた

視界の真中にただ立ってたいの

真中にただ立ってたいの

  • 作詞

    池田 耕平

  • 作曲

    池田 耕平

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アバンdeモーダンの初期作。1枚目と2枚目のEPをリマスタリングした初期衝動溢れるフレッシュな1枚。活動初期の名作「ふたりぼっち」を擁する。アコースティックな温かみのある楽曲と男女のツインボーカルが織り成すハーモニーはまさにアバンdeモーダンの原点。

アーティスト情報

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