Lyric

さむい夜

雪の匂いが包む街角で

ゆっくり歩く長い影が笑ってみせた

迷わずに扉をひらけと優しい声

手を伸ばせば

ぬくもりが灯る

見上げた星がゆれて

背中が遠ざかる

胸の奥で小さな火

静かにゆらめく

君がくれた

わすれられない贈り物

悲しみさえ

あたたかい色に変える

思い出より

未来を照らす光が

今もこの手のひらで生きている

春の風

おそわった道具で橋をかけて

夏の夜

残した歌をみんなで重ねた

秋の月

甘い匂いのレシピで笑い合い

季節ごとに

君の鼓動が響く

揺れる木々に残る

優しいハーモニー

ほどけた糸が織りなす新しい色

君がくれた

わすれられない贈り物

揺れる影も

確かなリズムに変わる

思い出より

未来を照らす光が

今もこの手のひらで生きている

もしも涙で前が霞んでも

耳を澄ませばあの合図が響く

進めばいいと鼓動が刻むリズム

僕らは今も同じ空を仰ぐ

君がくれた

わすれられない贈り物

夜明けの鐘

高らかに鳴り渡る

思い出より

未来を照らす光が

今もこの手のひらで生きている

君がくれた

わすれられない贈り物

夜明けの鐘

高らかに鳴り渡る

思い出より

未来を照らす光が

今もこの手のひらで生きている