起点のジャケット写真

歌詞

基点

shady

何となくで始めた音楽も気付けば四年目

今でも現役の同時期の面々

次会うために予定を決めて空ける仲から

予定が無ければ自然と集まる仲になった

あの時どうなりたいか考えずに始めてよかった

ゴールを決めなければ終わることはないから

寒空のジョイフル下 炎天下のミクニ横

今となればあの瞬間や日々は

間違いなく基点

それはいつ再確認しても熱くなれるもの

生まれながらの影と生きていく中の影に

落ちる時と上がる時によく響く影響

忘れてしまったことを思い出すよりも

今、覚えていることを忘れないよう

時が経てば冷めてしまうことは多い

だからこそ自らができる心の温め方を…

なあ、初めてマイクを握ってライブをした日のことを覚えてるか?

余韻に浸り過ぎて喫茶店にずっとおったよな

マイク握る新鮮さあの日から変わらず

入れる気合いは箱や場所やキャパに関わらず

捨てて良いライブなんて一つもない俺にとって

毎回が初ステージでラストライブ

これといった初期衝動と呼べるものがなかったあの時から今や道標があると胸を張れる

食らったものに突き動かすほどの力があったとしても

実際に自分を動かしたのは自分に他ならない

草木に水を 歌に自由を

死後にも意思を 人に初心を

エグいなと食らった瞬間のあのやべえ空気感

熱の発声を続ける永久機関

基点 それは例え数あるうちの一つだとしても

誰にも奪うことのできない

あの第一声と同じ声が出せますか?

産声を上げて生まれる赤子のように

もう一度生きる証に産声は上がる

熱を感じた時しか意識しない体温と同じで

生きてる限り初期衝動は冷たくはならない

やり甲斐がキャリアだけならそれは惰性

情熱を持ったやり甲斐を継続と呼ぶ

辞めたいと思ったことは一度もなく、ただ

辞められないを続けてきた

慣れや老いに新鮮さや気力が奪われそうになった時にこそ思い出して欲しい

何であれ物事を始めたからには 誰にでもあるその基点を

もしもあの時のようになれないのなら

あの時より輝けばいい

想い出というのはたしかに輝いて見えるが

生きている限りそれを越えなければならない

  • 作詞

    shady

  • 作曲

    shady

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