歌詞

まだ言わないで「サヨナラ」なんて聞きたくないよ

流れゆく雪のように 壊れる未来

降り積もる雪 花弁に代わる前にたったひとつ

君に伝えたい 例えようがないこの愛

ある春のこと 桜にも目もくれずに

ただひとり 僕を惑わせていた君に魅せられて

迎えた夏に 弾けるような笑顔を

「護りたい」

僕にそう思わせた 君は罪な人だ

風に揺られ 陽の光を反す君のポニーテール

香りだけをここに置いて 何処へ行く？答えは無くて

まだ言わないで「サヨナラ」なんて聞きたくないよ

蝉の声さえ搔き消す この叫びは

君が歩いた 長い長い道の先に見える

蜃気楼の中 静かに吸い込まれていった

ひとりぽっちの 秋の冷たい風に

「寒いね」と僕は心の中で ポツリつぶやいた

気が付けばもう 街は白く染まって

雪にはしゃぐ子供のような君を 懐かしく感じた

空に吐いた か弱い声とともに震えた吐息は

独り占めの陽の光を 迎えるように空を舞った

まだ言わないで「サヨナラ」なんて聞きたくないよ

流れゆく雪のように 壊れる未来

降り積もる雪 花弁に代わる前にたったひとつ

君に伝えたい 例えようがないこの愛

まだ言わないで「サヨナラ」なんて聞きたくないよ

次の花火が 燃え尽きる前に君に

不器用だけど僕が言えること たったひとつだけの

太陽より熱い 五文字のアイコトバを

まだ言わないで「サヨナラ」なんて言わせないから

伝えたいこと まだ言いかけてもないよ

枯葉と雪が僕らの間 塞ぐその前に

聴いてほしいんだ 「アイシテル」ってこと

それだけ

Endless our journey