スペースのジャケット写真

歌詞

ギミサモ

YAMORI

最後にするから

涙にするから

愛と呼べるなら

灯を避けて

終われない私たちは

あてもなく街へ

走れば間に合う

信号と終電

ふやけきった心を

繋ぐのはふたつのからだ

重ねただけの左手

予定調和へ連れ込んで

骨ばった指に光るシルバー

どれだけ繋いでも

抱きしめても君は掴めない

そんな夜をループ

してるふたりはフール

濁した言葉もさよならの予感も

かき消すように火をくべて

きっと最後にするから

そっと涙にするから

これも愛と呼べるなら

痛みの中へ、灯りを避けて

(Give me some more)

だらしない今を 刻もう

(Give me some more)

仕方ない夜を 君と

どんな思い出も今では

映画のよう

そう、もうエンディングロール

目指してた115万キロ

思ったより高い難易度

"スタンドバイミー"ぐらいには

余韻がありそうだ

子どもみたいに笑う顔

心の隙間温めてたのに

どこにもいないあの日の君

何が変わったんだろう

優しく笑えない君のこと

知らないフリして

知ってもらおうともしないで

そして君は言う

「今までありがとう」

涙ぐんだ目も ずるいさよならも

受け取るから今夜だけ

これで最後になるから

忘れないでいたいから

そんな夜も明けてゆく

君はどこかへ

痛みはやがて

フラッシュバックしてく

壊れたレンズみたい

なんだかよかった

それだけでよかった

会わなきゃよかった

会いたいよまだ

最後にするから

そっと涙にするから

これも愛と呼べるなら

痛みの中へ、灯りを避けて

(Give me some more)

だらしない今を 刻もう

(Give me some more)

仕方ない夜を 君と

  • 作詞者

    YAMORI

  • 作曲者

    YAMORI

スペースのジャケット写真

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空間、居場所、空白。そういった、そこにある(あった)何かを表したくて、このタイトルをつけました。誰かといることで生まれるスペース、何かを愛することで育むスペース、失って初めてそこにあったとわかるスペース。聴いてくれた方にとって、そのスペースの輪郭やぬくもりを思い出せるようなEPになると嬉しいです。プローデューサー/トラックメーカーとのコラボで生まれたオアシス(Shin Sakiura)、ギミサモ(PES)、ヒラエス(Riki Azuma)に、自身によるトラックメイク曲"アンソロジー"を加えた力作EPです。たくさん聴いてください!

アーティスト情報

  • YAMORI

    2024年11⽉での世界⼤会Grand Beatbox Battleにてタッグ部⾨第1位と好成績を収め、 シンガーだけでなくビートボックスでも国内外から注⽬を集めているYAMORI。 柔らかくも芯のある独特な声と、⾃⾝のルーツであるビートボックスをナチュラルに楽曲に落とし 込み歌い上げる、"ヒューマンビートシンガー"。 ビートボックスでは国内⼤会でも数多くの好成績を残すなど、その実⼒は国内外から⾼く評価され ている。 2021年に1stシングル「タマムシイロ」をリリースしシンガーソングライターとしての活動をスター ト。RUNG HYANGや向井太⼀とのコラボを経て、2023年5⽉に1st EP「ヒューマン」をリリースし た。聴き⼿の⽣活に寄り添う絶妙な余⽩を残したリリックと、⾃⾝のサウンドプロデュースによる ⾃由な⾳楽で、ポップながらも⼀筋縄ではいかない楽曲を⽣み出している。

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