Lyric

[Verse 1]

さあ日本史探究の旅へ

いにしえの風が吹いてくる

国の形を決めたルール

701年の「大宝律令」

都に役所を並べて

土地と民はすべて天皇のもの（公地公民）

[Pre-Chorus]

天皇が幼ければ摂政

大人になったら関白で

娘を后に送り込み

藤原氏が権力を握った

それが「摂関政治」の時代

[Chorus]

みやびな都で和歌を詠む裏で

地方では新しい力が芽生えた

刀を携え 馬に乗りこなす

彼らこそが「武士」の夜明け

公地公民が崩れていく中で

自分の土地は自分で守る

時代の主役が入れ替わる足音

歴史のページがめくれてく

[Verse 2]

開墾した土地は自分のものに（墾田永年私財法）

貴族や寺社は荘園を広げた

乱れた地方で腕を磨いてく

源氏や平氏 武士団の登場

[Bridge]

枕草子や源氏物語

雅な文化が花開くけれど

その煌めきの下で静かに

力の天秤は傾き始めていた

[Outro]

貴族の時代が

終わりを告げる

次の幕府へ

物語は続く