故郷のジャケット写真

歌詞

プレゼント

asayake no ato

プレゼント抱えながら、慌ててよろめいた。

ようやく行き会った人。

その中身を訝った。

気に入ってくれるかな。

勝気で聡いあの人は、たぶんわたしの企みを見抜いていた。

ケチャップで書いたおめでとう。

あの頬を赤く染め抜いた、ふたりの名前。

すこし恥ずかしい。

誰かが隣にいるだけで、安心できることもあるだろう。

心はあなたのもとに。

この島くらい手を広げられたら、今すぐ手を取り酔えるのに。

そんな馬鹿げたことを考えた。

「それになんだか不潔だわ。」

馬鹿にし合って笑い転げた。

その目にすべてを映していた。

あなたが望むなら僕はもう、どうなってもいいと思ってた。

あなたが隣にいるだけで、僕は今日も安心できるんだよ。

たぶんずっと見落としてきた熱を、ふたりで急かされるように迷路に見失う。

そういえばくだらないんだけどさ、短い手紙を書いたんだ。

暖かいあなたの笑顔を守りたい。

  • 作詞

    神社宏行

  • 作曲

    asayake no ato

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アーティスト情報

  • asayake no ato

    先人たちが築いたエモやポストロック、ジャパンオルタナの系譜を受け継ぎつつ、緻密なアンサンブルと流麗なメロディセンスを兼ね備えたタフな楽曲を武器とする。また、Vo.神社の歌声はジャンルを超えて聴く者の心を震わせる。次世代ジャパニーズエモのフロントランナー。

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