歌詞

押しても

押しても

押しても

びくともしない

推しても

推しても

推しても

見向きもしない

いつでも

いつでも

いつでも

こんな調子さ

それなら

もういっそ

全て放り投げて楽にと

空欄だった

自己紹介カードの趣味特技の欄

ああこれだから

クラス替えは嫌なんだ

溜息を吐いた

じゃあもういっか

そんなんでここまで

歩いて来れたけど

これから先はどうなっちゃうの

ねえ

波風にさらわれ今

ゆらゆらと漂う日々

愛に溢れないこの世の中

いつの日か誰かに

振り向いて貰えたらなって

到底　無いな

誰かに言う程凄くは無い

上位互換は

どこにでもいるでしょう？

想定内だ

初めから分かっていることなら

その「いつか」は訪れないことを

導き出したんだ

押しても

押しても

押しても

動きもしない

推しても

推しても

推しても

見向きもしない

いつから

いつから

いつから

こうなんだろう

それなら

もういっそ

全て放り投げて楽にと

ああもう嫌だ

口にしたら何かが壊れそうで

けどこれからも我慢できるの

ねえ

風が凪いで目が覚める今

現実に引き戻される

夢すら無いこの暗い世の中

いつの日かスポットライトが

当たると良いなって

絶対　無いな

何をやっても中途半端で

壊れた自販機のボタン押すみたい

もうしょうがないな

これが仕様だと言うのならば

その「仕様」はトリセツに

書いてないことを今知ったよ

押しても

押しても

押しても

反応が無い

推しても

推しても

推しても

反応が無い

いつから

いつから

いつから

反応が無い

それなら

それなら

目を閉じ

横になろう

空虚だった

自分について考える時は

ああそうだった

この感覚はもう慣れたと思っていた

心のどこか

分からない所で嫌がる自分を

嫌うことはできない　ああ

到底　見えない

高くそびえる山の頂点は

足元と地続きなのは確かだ

想定内だ

初めから分かってることなら

どうしてこんな道を選んだんだ

自分を責め続ける

到底　無いな

誰かに言う程凄くは無い

上位互換は

どこにでもいるでしょう？

想定内だ

初めから分かってることなら

その「いつか」は訪れないことを

導き出したんだ

「もうそれならいっそ」を

する気力もない

霧の中に消える