Lyric

月の上でムーンウォーク

人気の無いマゼルトフ　負った傷に塗布

隔たった壁の割れ目から人が慈悲をこう

向こう側の人は壁の前で祈ってる

抜いた刀の収め方を忘れまさぐる

ホルスターの中の銃には弾が込められてる

散った弾痕は意地悪く深く暗くて　見通せない

恐れて御先祖様みたいに歌い踊って誤魔化す

塗りたくるカスターオイルとブラシでとかす髪

俺たちなら知ってるはず陽の温もりと匂い

言ってたのはデンゼル 佇まいは絵になる

向こうでは金細工師　見ろよこの光沢

選ぶならば蛾の脆さと羽ばたきそんで

瞬くたびにあなたに笑顔と喜び

張り出される俺の書き初めに輝きはない

繋ぐ点と線だから母に家を買い

ギラついた装飾　水で剥がれるメッキ

今度はこっちの番こめる弾　定める狙い

ジャンゴは主人に牙を向く　復讐劇の始まり

全部おかしな世の中　今は狐の嫁入り

向こうでは金細工　見ろよこの煌めき