残響のリグレットのジャケット写真

歌詞

残響のリグレット

夜灯火

秋風が囁く古都の街

ふと見覚えのあるその背中に

10年という月日の隙間

瞬きの間に埋められていく

何も言わず立ち尽くす君

手を伸ばす勇気は持てないまま

ただ、過去の記憶が巡るばかり

あの日のさよなら、まだここにいる

君の残響がまだ胸に染みついて

触れるたびに痛みが甘く揺れる

消えぬ面影と、新しい希望が

交差するこの街で再び始まる

Yeah,俺たち歩いた道は交わらないはず

だが10年越しの街で今、再び巡り合う

バンドネオンの音が俺たちを繋ぐ

過去と今がぶつかり、砕け、そして蘇る

あの時の俺は未熟で、君の涙に気付けず

ただ背を向けてさよならを言った

だけど後悔(リグレット)が胸に突き刺さり

その痛みが今の俺を創り上げたんだ

俺たちが見た夢、叶わなかった未来

けれど、この瞬間に賭けてみたい

俺は変わった、だから聞かせてくれ

君の想いも、今もまだ、俺に響くなら

秋の夕暮れ、君の微笑みが

遠く、消えたままの輝きを取り戻す

10年分の言葉が胸に詰まり

やっと出せた「元気だったか?」の一言

君が頷いたその瞬間から

止まっていた時計がまた動き出す

傷だらけの二人のままでいい

この場所からまた、新しい恋が始まる

君の残響が今も胸に染みついて

遠い記憶が音になり舞い戻る

バンドネオンとチェロが奏でる旋律

再開の奇跡が、俺たちを包み込む

過去の痛みも、今の希望も

全てこの曲に刻み込んで

古都の街で始まる新たなストーリー

二度と振り返らない、二人のリグレット

  • 作詞者

    夜灯火

  • 作曲者

    夜灯火

  • プロデューサー

    夜灯火

  • プログラミング

    夜灯火

残響のリグレットのジャケット写真

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    残響のリグレット

    夜灯火

お待たせしました!遂に第四弾秋うたのリリース決定です!!

秋の静かな古都、紅葉が美しく舞う中、別れた元恋人たちが偶然10年ぶりの再会を果たします。その瞬間から、二人の間に流れる「空白の時間」が切ないほど鮮明に甦り、互いの現在と過去を重ね合わせるように見つめ合います。この楽曲は、そんな二人の心の再会と新たな恋が芽生え始める瞬間を描いたドラマチックなバラードです。
重厚なチェロと哀愁漂うバンドネオンが織りなす旋律は、聴く者を懐かしさと甘い切なさに誘い込むように響き渡り、まるで二人の物語が音として形を変えたかのようです。歌詞は、再会を通して互いに何かを取り戻そうとする複雑な感情を繊細に表現。感情の深みを帯びたボーカルが、互いの失った10年と新たな始まりへの期待感を哀切とともに歌い上げます。さらに、ラップパートでは切れ味鋭い言葉と力強いリズムが、後悔や未練、再生への希望といった感情を鮮烈に描き出し、二人の心の奥底に眠る本音を音楽で呼び覚ますかのようです。
この楽曲は、秋の黄昏と再会の刹那に宿る一瞬の輝きを音楽として映し出した一曲です。

アーティスト情報

  • 夜灯火

    夜灯火(よるともしび)は大阪・ミナミのネオンが光る夜の街を舞台に、深夜のクラブやバーでパフォーマンスを重ねてきた独特のアーティストである。彼の音楽は、夜職での経験を通じて得たリアルな感情と、夜の街での出来事を生々しく描写するリリックが特徴的だ。クラブやバーでバーテンとして働きながら、夜の街で出会う人々の人生や物語にインスパイアされた楽曲を次々と制作。彼の音楽には、夜の歓楽街で生きる人々の喜びや悲しみが込められている。

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