Lyric

心が透明だったら

どんなに楽だろう

柵と戸惑いを捨て

素直になれるから

アナタは少し痩せた

指先で

あたしの前髪と

オデコにふれた

別れの言葉を

口にはしないで

灰色の空が

今にも泣きだしそうでも

曖昧な

幸せの

中にある

愛の翳りに

怯えていたんだ

浮き沈みを

繰り返し重ねた

繋いだ指先は

冷たい雨の中で

アナタ以外愛せない

想いを揺らした

季節に戻れないなら

雨音に

想いを移す

心に涙を浮かべたまま

アナタは透明なんだよ

眩しいくらいに

アタシを包む優しさに

甘えてたのかな

重ねた唇

何故かもどかしくて

答えを求める

勇気はなくて

笑顔で取り繕う

孤独な時は

モノクロームの心が

泣き出していた

曖昧な

眼差しじゃ

心に愛を灯すヒカリも

届かないんだ

疑いの

悪魔が住んでいた

繋いだ指先を

離した雨の中で

不安な未来

でも叶えたい

想いを揺らした季節に

戻れるのなら……

「雨宿り出来る場所探して寄り添い歩こう」

アナタが言った

どんなに

この世界が

残酷でも

消してしまいたい

過去と向き合うよ

アナタとの

今があるから強くなれる

優しさの

眼差しで

心の愛が濡れない様に

傘をくれたね

大切な

アナタを想った

心に

かかった

虹の様に

描きたい未来

奏でたい

手と手を

重ねて

歩こう

雨の中でも

透明な

心で繋ぐ

アナタと

2人の今と未来を