Lyric

涙を呼ぶ声が 頬をかすめ

突き刺さる波が 私の心臓に響くのです

君の赤いリップが付いていた

あの白いマグカップ

なぜか指で擦るとすぐに

消えてしまう

いつかの儚さの

深く開いた白い穴も

落ちる滴に踊らされてた

きっと僕は 君の知らない場所で

生きていたいんだ

あれだけ散らかっていた部屋も

今では一人壁にもたれて

歌っているんだ

君が好きだった アニメとかドラマとか

垂れ流していた音楽とか

その全てが 嫌いにはなれなかったよ

だけどこれは君が 残した粋な計らいだと

儚い風 息苦しいような

その答えは僕には

分からない

分からない

分からない

分からない

分からなくていい

忘れないでね

新品の記憶に塗り変わろうとも

下があるから上が輝き

過去があるから今があるって

正義があって悪があるなら

その悪から君を守ってあげる