歌詞

カフェのテラスに一人 腰掛けた

ふと泣きたくなるのは

特段悲しい訳じゃない

どうかしてるよね

街はダフネに香る

ため息つく前に飲んだ

カプチーノ

忙しなく身体はひとりあるき

“心”は三歩後ろにいる

深く深く空気を吸い込んでみた

胸はいっぱいで

つっかえてしまうみたい

青く青く空は広がっていた

溢れぬように そっと

溶かしてあげよう

カフェのテラスでぼんやり眺めてた

ふと誰かに会いたいのは

別に寂しい訳じゃない

どうかしてるよね

皮肉が口をついて出ていく

可愛くない私と

反対なカプチーノ

コップのふち しがみつくように

諦めきれない私がいる

輝くタイミングはそれぞれ違うから

隣の芝生は余計に青く見えるのね

大事に思うほど

失くしちゃうのはなぜだろう

縮こまる背中を風が笑ってる

背筋 しゃきっと

伸ばしてみようかな

見えてくるものも違うかもしれない

思えば思うほど

空回りもしちゃうよね

前触れもない

目くらましに気をつけて

そんなペースじゃ

長くは歩けないから

”アンダンテ”で歩こう

それくらいがちょうどいい

もう一度息を吸って…

飲み干したカプチーノ