SILLAGE Front Cover

Lyric

SILLAGE

Togo

頭の中で渦巻いていた

終わらないページの続きを紡ぐ

鮮やかな記憶が

澱んだ僕に突き刺さる

代わり映えのない日々

虚構混じりの言葉

意味を持つことのない

ただの文字の羅列すら

目を逸らしていたんだ

残酷な程、無邪気に

心は既に海の底へと遠ざき

淡々と沈み

もう掬えぬ想い

赦しを請うことさえ

僕には出来なかった

造花の魅力に見惚れていた

晴れやかな空と想いの狭間に

降り注ぐ光が僕らを包む

水面に映る景色に魅了され

燦然と輝いていた

あの日々は今も此処に

そっと芽吹く衝動

繰り返す幼稚な論争

自分が決めた構想

異論無きメタ行動

模範的恋愛活動

法の下には皆、平等を

一人歩く東京

まだ鳴り響く拍動

ここで全てを捨てて

何者でもなくなったとして

幸せでいられる覚悟を、御加護を

何処で間違えたんだ

正規ルートじゃなかった

あの日々は消化され

血肉となる

頭の中で渦巻いていた

終わらないページの続きを紡ぐ

不平や不満を孕む雫が

漫然と僕らを濡らし引き裂いて

晴れやかな空と想いの狭間に

降り注ぐ光が僕らを包む

水面に映る景色に魅了され

燦然と輝いていた

あの日々は今も此処に

海水に洗われ角が落ちていく

降り頻る雨の中

身を委ね

無機質な振動が僕を誘う

満ち満ちたグラスが風に吹かれて

懐かしい匂いに踊らされ

また目覚める

  • Lyricist

    Togo

  • Composer

    Togo

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    SILLAGE

    Togo

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