歌詞

白昼夢の中で 首輪を一つ渡された

「いい子にしてたら」って 笑う

あなたの舌がいやらしい

ワタシは檻の中 飾られたリボンの代償

好きなようにしていいよ でもその代わり ちゃんと可愛がってね？

素直が一番？ 本音を見せたら きっと飽きるくせに

「ねぇ、かわいそうな子」って 誰のことを言ってるの？

愛玩注意報 私はおもちゃじゃないの

触れて 壊して それでも愛と呼ぶのなら

あなたの手のひらで踊る 無様な恋でもいい

せめて 最後くらいは 綺麗に壊してよ？

撫でられるたびに 幸せのフリ上手になった

飼いならされた恋でも 檻の隙間で夢は見れるの

お仕置きとキスの境界 曖昧にされるたび

わたしの心は 誰よりも うるさく叫んでたのに

選ばれるより 選ばせるほうが ずっと孤独だって

気づいてるでしょ？ だけどその目はまだ優しい

愛玩注意報 こんなに痛いのにまだ

あなたの「好き」が 私の全てになっていく

キスのあとで泣いても 抱きしめてくれるでしょ？

分かってる だけどもう 戻れないのよ

飾られたままの檻で

本当の名前すら 忘れてしまった

甘えたフリも 従順な声も

本当は全部 助けてって意味だった

でも誰にも届かない

鳴らないアラームのように

愛されるほどに 私は

愛されなくなっていったの

愛玩注意報 これは警報じゃないの

私が 私を 取り戻すための呪文

その手に触れられなくても もう泣いたりしない

ほらね、綺麗な声で 最後に言ってあげる

「可愛がってくれてありがとう」