

電車が過ぎた踏切の音
制服の袖 風がすり抜けた
ポケットの中 しまったままの
「好き」が今日も言えなかったんだ
君の笑い声 真昼の太陽
うるさくて眩しくて 胸が痛くなる
すれ違うたび 期待してしまう
それでもまた なにも言えない
夏のはじまりが告げた 恋の気配に
戸惑う心が揺れた あの瞬間に
言葉にしない想いが 音もなく溢れて
君に届きそうで まだ届かなくて
それでも、今日も隣にいた
帰り道 自販機の灯り
少し黙ったまま 歩く距離
君の左手 触れそうで触れない
夕立の匂いが 胸を締めつけた
誰かの名前が出るたびに
笑顔の裏で 曖昧なまま
気づいてほしいなんて 子どもみたいで
ほんとはずっと 臆病だった
夏の夜空が照らす この片想い
あと一歩が踏み出せない 自分が悔しい
君を想う気持ちは どんな答えよりも
まっすぐで 不確かで でも本物で
それだけは 信じられたんだ
花火の音 振り向いた君
「好きだよ」って 言葉より早く
その手が ぼくの手を握った
夏の終わりが近づく その夜に
ふたりだけの答えが やっと見つかった
涙に濡れた笑顔 忘れないように
今 やっと言えるよ
「君が、好きだった」じゃなく
「今も、ずっと、好きだよ」
- 作詞者
hare_tabi
- 作曲者
hare_tabi
- プロデューサー
hare_tabi
- プログラミング
hare_tabi

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アーティスト情報
hare_tabi
AI × 人間の感情で紡ぐ、新しい“叙情ポップ”。 Sunoで生まれたサウンドに、僕自身の痛みと記憶を合わせて作っています。 誰かの心を少しでも震わせる音楽を届けたい。 時代の境界を越える音を、ぜひ。
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