THE THIRD CROWのジャケット写真

歌詞

Country snow

鴉田 陽太郎

懐かしいこの景色さえ

白く染まった

今年の冬はいつもより

寒さが滲む

都会の街に吹きぬける

冷た過ぎる風に

いつしか嫌気がさして

ここにいるのさ

でももう東京に帰らなきゃ

いけなくなったよ

久しぶりに見たあなたのこと

置いたまま

思えば幼い僕には

憧れだった

あの頃から何も変わらずに

笑ってくれた

ただ予期せぬ出会いに胸が

締めつけられたよ

流れた時が恋心

火をつけて

雪が降り積もるこの街には

思い残すことなどない

深い傷を残しながら

夢だけ見て歩いてた

12月のこの街には

もう心などないよ

そう思っていたのに

なぜか不意に切なくなる

掌で溶ける粉雪

儚い命

次会えるのはいつだろう

切なくなるよ

またこの場所を好きになる

そんな気がするんだ

忘れるなんて出来なくて…

苦しくて

歳月は流れ大人になる

それぞれの生き様さえ

誰も胸にこみ上げてく

愛情に揺らいでる

時とともに気付かされた

本当の想い

今もきっと二人で

生きることを夢見ている

雪道に残された

足跡を辿って

行き着いたのは誰よりも

好きな人

雪が降り積もるこの街には

思い残すことなどない

深い傷を残しながら

夢だけ見て歩いてた

12月のこの街には

もう心などないよ

そう今もきっと二人で

生きることを夢見ているの

二度とあなたのこと

決して離さないよ

ずっと愛してる

いつまででも

例え雪に霞んで行っても…

  • 作詞

    Yotaro Karasuda

  • 作曲

    Yotaro Karasuda

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鴉田陽太郎の2021年最初のリリースとなる今作は、冬〜初春をテーマにした”コンセプトアルバム”となった。1曲目の「All-time high」にて爽快に幕を開け、「Dearest」、「Live for the moment」など明るい曲調が続く前半、そして打って変わって「夢心地」、「回想」といった切ない曲が続く後半と、14曲という曲数を感じさせない展開を見せる。そしてアルバムのラストを締めくくる「3.11」は、東日本大震災から10年を数える今年、幼少期を仙台で過ごした彼の故郷への想いが詰まった渾身の一曲といえよう。過去2作をも超え得る傑作となった本作は、早くも2021年を代表する作品となりそうだ。

アーティスト情報

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