THE THIRD CROWのジャケット写真

歌詞

夢心地

鴉田 陽太郎

恋焦がれたあの人

夢で逢えればいい

ただ虚しくなるだけで

何も出来なくなる

白銀の雪の大地で一人

手紙をしたためて

込み上げる憎悪に駆られても

私はいつもあなたを待つだけ

二人でいればどんな雪国だって

熱帯になってくよ

二人の熱い気持ちが

溶け合う舌がなんか切ない

そして情熱のまま抱かれた

最後の夜には

心の中に咲いた一輪の薔薇

涙で育てたその花に

抱かれた私は夢心地だから

恋焦がれたあの人

夢で逢えればいい

ただ虚しくなるだけで

何も出来なくなる

惜別の瞬間は突然

北風と一緒にやってきて

永遠のように感じてた日々が

何故だか異国の空に消える

嫌いと言えればどんなに楽かなんて

一番知ってるよ

二人を引き裂く運命が

会えない時間をもっと長くする

そして情熱のまま抱かれた

夜を思い出す

いつの日も凍えそうな部屋の中…

この胸の痛みは消えないままで

独り寂しく求めているのよ

あなたを想って

恋はいつしか愛に

愛は嫉妬に変わる

肩を寄せ合い抱き合った

熱いあの夜は最後じゃない

ずっとずっと忘れはしないよ

心の中に咲いた一輪の薔薇

涙で育てたその花に

抱かれた私は夢心地だから

恋焦がれたあの人

夢で逢えればいい

ただ虚しくなるだけで

何も出来なくなる

その想いに遊ばれて

独り哀しくなる

  • 作詞者

    Yotaro Karasuda

  • 作曲者

    Yotaro Karasuda

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鴉田陽太郎の2021年最初のリリースとなる今作は、冬〜初春をテーマにした”コンセプトアルバム”となった。1曲目の「All-time high」にて爽快に幕を開け、「Dearest」、「Live for the moment」など明るい曲調が続く前半、そして打って変わって「夢心地」、「回想」といった切ない曲が続く後半と、14曲という曲数を感じさせない展開を見せる。そしてアルバムのラストを締めくくる「3.11」は、東日本大震災から10年を数える今年、幼少期を仙台で過ごした彼の故郷への想いが詰まった渾身の一曲といえよう。過去2作をも超え得る傑作となった本作は、早くも2021年を代表する作品となりそうだ。

アーティスト情報

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