歌詞

恋に恋した乙女だって

王子様が来ないこと知ってるの

いつものアールグレイの香りだけじゃ

もう誰も振り向かないの

ドキドキする恋とか

ワクワクする夢とか

道端に落ちてないけど

ふわふわのきつねが

ぴょこんと顔出した

"お嬢さん わたしとお茶会をしませんか"

ねぇねぇ 恋に落ちていく

そんな気持ちはもう忘れてしまったわ

ティーソーダみたいにはじけた

私の恋はお茶会に囚われている

夢に夢見る乙女だって

夜が近づくのは不安なの

カップに落としたこのミルクも

ぐるぐると混ざって溶けた

キラキラの夜景や

ひらひらのドレスじゃ

もう心揺れないけど

真っ白なきつねが

ぺこりとお辞儀した

"お嬢さん わたしと踊ってくれませんか"

ねぇねぇ 君に惹かれてく

そんな心はもう忘れていたのに

ティーカップの中に映った

あなたの笑顔に想いは囚われてる

I wake up and you're nowhere to be seen

(目が覚めたらあなたはもういない)

Add a little bit of my secret ingredient, love in my cup

(朝の一杯に恋の隠し味をひと欠片溶かすの)

I hold and kiss my morning cup of tea

(カップの紅茶にキスをして)

I'll embrace my emotions until the very last sip

(その想いを飲み込む最後の一滴まで)

ねぇねぇ 夢よ覚めないで

あなたの姿を忘れたくはないの

アールグレイをひと含み

春の昼下り お茶会は終わらない

恋に恋したうさぎになって