Lyric

世の中にはお金持ちと貧しい人

その真ん中にたくさんの普通の人

僕の家はそのへんで

暮らしてるんだろうと

思い込んでいたんだ 幼いころは

でも七つの夕暮れどき夏休みに

トンボを捕りながらふと気が付いた

もしかして僕のうちは

もっとずっと下じゃないの

生まれて初めて感じた

カルチャーショック

ねえどうしてうちには

お金が足りないの?

しつこくしつこく姉さんを困らせた

他所は他所 ウチはウチでしょ

うちには笑顔があるでしょ

その笑顔を信じて胸をはりなさい

SLIDER Yes I’m SlipSlider

あの頃と同じ 何も変わらないよ

姉さん、貴女の言葉は

どこまでも正しかった

僕は今でもこうして笑顔で

暮らしています

どうやって生きてみても人生は

一度や二度は躓いてしまうけど

こんなにも僕をいじめる

世の中ってなんだろうと

思いながら千歳線の踏切の前

泣いてる子供の頭を叩きながら

叱っているお母さんを見かけたんだ

ふと目があっちゃって

あ、ヤバイと気まずくて

一度はそらし目をまた振り返ったら

いけない子ね、いけない子ねと

叱りながら 今度はやさしく頭を

なでている

そのとき解かったんだ

何かが腑に落ちたんだ

ああ、これが世の中ってもんじゃ

ないかな

SLIDER Yes I’m SlipSlider

あのときと同じ 僕は変わらないよ

無理してはみ出すことは無い

無理して納まることもない

僕はココ、この場所でただ

頑張ってればいいんだ

過ぎた昨日に捕らわれてる人

今日という日に汗を流す人

明日にすべてを託している人

そしてこれから生まれてくる君

SLIDER Yes I’m SlipSlider

十年後もきっと 君を愛してるよ

理由なんか特にないけど

そんな気がしているんだ

僕の勘はそこそこには当たるよ

SLIDER Yes I’m SlipSlider

あの頃と同じ 何も変わらないよ

ずっと信じているから

ずっと感謝してるから

君たちの笑顔忘れやしないから!」

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