歌詞

誰もが悲しみを抱えていて

だけどもその姿を見せないでいる

決して思い通りにはならぬこの世界に

どこまで向き合うことが出来るだろう

「幸福は義務」、そんな日々で

「豊かさ」「美貌」「名声」…

理想は日々押し付けられる

お構いなしに

不調和な日常を

何とかやりくりしている

誰もが悲しみを抱えていて

だけどもその姿を見せないでいる

決して思い通りにはならぬこの世界に

どこまで向き合うことが出来るだろう

とめどない欲望の果てに　何を得よう

砂をかむような虚しさを抱え

無性に苛立っている

否定は肯定よりも簡単で

分かってても行動するのは困難で

移り気で思いならないこの世界を

どこまで愛せるのだろうか

遠き日に描いた「理想の姿」と

現在（原罪）を重ねて

誰もが悲しみを抱えていて

だけどもその姿を見せないでいる

決して思い通りにはならぬこの世界を

どこまで愛することが出来るだろう