Lobssession Front Cover

Lyric

Phantom Tale

K1N0

夜を噛み砕いて 微睡む部屋で

青いフィルムに映る 「君と見てる」

辿る指先に残る 「痛い、ぬるい」

ひび割れた夢の続き 「まだ、見たい?」

焦がれたまま 「語れたなら」

答えはまだ 「こたえぬまま」

君がいた時の狭間

僕はずっと 「置き去りのまま」

巡る巡る星の狭間で

君の声を探してる

記憶のすき間 落ちていけば

会える気がしてたんだ

手を伸ばせば届く距離なら

どれだけ良かったんだろう

だけど君は「またね」さえも

残さず消えてしまった

ナイモノ、ナイモノ、足りないモノ

廻る夢のその果てで

誰も知らない 「嘘みたいなホント」

君がいる気がしてたんだ

白昼夢(まぼろし)の海に溶けてく

指先の温度が冷たくて

まるで世界が僕を避けてる 「エラーのメモリー」

言葉にしなけりゃ永遠

なんて 「ずるい、ずるい」 ね

「言わなきゃよかった」って

嘘でもいいから言えばよかったな

揺れる影と影

重ねた 「カタカタ鳴る心音」

ねじれた感情線

ほどける前に言えたかな?

巡る巡る記憶の影で

君の匂いを探してる

揺らぐ街の灯 滲むほどに

君が遠ざかっていく

「会いたい」って思うだけなら

どれだけ許されるの?

だけど君は「またね」さえも

残さず消えてしまった

消えて 揺れて 溶けて 消えて

名前すら忘れそう

でも 「ナイモノほど」 強く残るのはなんで?

声が 夜が 世界ごと

嘘になっても

僕だけはここにいるよ

赤く滲む月に

浮かぶふたりの影

君が笑うたび

僕は世界に溶けるような気がした

「ナイモノ」なら

消えないのかな?

名前を呼ぶ声が

静寂(しじま)に溶けていく

巡る巡る星の狭間で

君の声を探してる

記憶のすき間 落ちていけば

会える気がしてたんだ

手を伸ばせば届く距離なら

どれだけ良かったんだろう

だけど君は「またね」さえも

残さず消えてしまった

夜を噛み砕いて

また夢を見るのさ

君がいない世界を

噛みしめながら

  • Lyricist

    K1N0

  • Composer

    K1N0

  • Producer

    K1N0

  • Vocals

    K1N0

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