Lyric

悲しい程に愛おしいおぞましい程に狂おしい

棘に触れる指の先妖しくなぞる

赤く浮かぶ管の中灯火の様に流れる

この全てを飲み干して永久に捧げよう

音は幻揺れる月の導き光りながら影を生み出し黒く染めあげよう

消えて融けてく遠く鳴き声を聴き蘇る色艶やかに

夢へ共に行こう

さぁさぁさぁ息殺すのささぁさぁさぁ傍においで

さぁさぁさぁ老い尽かれちゃうその前に時を止めよう

さぁさぁさぁ僕が居るからさぁさぁさぁ怖がらないで

さぁさぁさぁ美しいままそのままで目覚めないでいて

変わらないでいてその微笑みまで擁そう決して離さないから

何一つとして

飾りをつけて彩ろう君に似合いな物がいい

どんなに麗しいだろう楽しみにして

装飾をただ身につけ纏うだけじゃ足りないな

その一つ一つ僕の匂いをつけよう

弄ぶような愚かな事もしたいんだだけどそれじゃ

君の形が崩れてしまいそうで

君に施した細工が無駄になるならば

今はその冷たい身体に手を触れて果てていよう

あぁあぁあぁ痺れてしまうあぁあぁあぁ震えてしまう

あぁあぁあぁ血が流れだす情欲を持て余してる

あぁあぁあぁこの有様はあぁあぁあぁ喜ぶ度に

あぁあぁあぁ僕が消えてく頭から僕が居なくなる

清らかなままじゃ辿り着けない愛愛愛

それが僕らに相応しい二度と戻れない・・・