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ウォーク・アゲイン

トラックリスト

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ムッシュ初の海外レコーディング作品。売れっ子セッションマン(チャック・レイニー、ラス・カンケル等)を招いてLAで行ったリズム・トラック録音による、当時流行のフュージョン/AORサウンドを全面的に導入した’78年6月25日発表のトリオ・レコード第2作目。
■スタジオ録音アルバムとしては、75年の『あゝ我が良き友よ』から3年ぶりの新作であるトリオ・レコード第2弾。
■ムッシュ初の海外レコーディング作品でもあり、売れっ子セッションマン(チャック・レイニー、ラス・カンケル、ポリーニョ・ダ・コスタ等)を招いてLAで行ったリズム・トラック録音による、当時流行のフュージョン/AORサウンドを全面的に導入した意欲作。『M-2』『12時の讃歌』と『M-8』『霜の降りた朝』の2曲の作詞で松任谷由実(“霜の降りた朝”の作曲は松任谷正隆)が参加、編曲は全編深町純が担当するという、豪華ゲストを配したジャパニーズ・シティ・ポップの傑作アルバム!!
■収録曲のほとんどは、しっとりとしたラヴ・バラードで、他人からの提供曲でも『ムッシュ・ワールド』に仕立て上げてしまう、あの強烈なキャラは控え目だ。全体的にヴォーカルのミックスも低めで、歌詞カードを見ないと歌詞が聴き取れない箇所もあるほど。耳障りの良いフュージョン・ポップ・アルバムとしてのクオリティーを高めるために、あえてムッシュ自身の存在感を希薄なものにしてしまう意図があったのかもしれない。そういった意味では、彼の長いキャリアの中でも最大の異色作と言えるだろう。