

青島ブリッジを 渡るたび
誰かに似た影を 海に捨てる
てげ好きなフリ 慣れたもの
本音は、潮風が知っている
焼き付けた記憶の中
まだ熱を帯びたサンダル
波打ち際の答えなんて
いつも靴底が消していく
夕陽が焼く この胸の奥
「それでいいの?」って風が聞く
甘いものだけじゃ満たせない
わたしの孤独も 愛したい
青島パラドックス
真夏の光に溶ける毒
笑顔の奥で 鳴るサイレン
誰にも見せない 火を抱いて
南国ムードのガジュマルと
無愛想なわたしのコントラスト
観光地では笑えない
地元がしみすぎて やっかいね
ビーチサンダルは脱ぎ捨てて
素足で立てば バランスも揺れる
でも不安定な足元が
今のわたしにちょうどいい
誰かの期待、風にさらして
何にも縛られずにいたい
「よくばり」って言われてもいい
わたしは全部、持っていたい
青島パラドックス
甘さと苦さのサマーソング
矛盾こそが わたしらしさ
熱いまま 冷めたフリしてるの
青島パラドックス
真夏の光に溶ける毒
笑顔の奥で 鳴るサイレン
誰にも見せない 火を抱いて
- 作詞者
USAP
- 作曲者
USAP
- プロデューサー
USAP
- その他の楽器
USAP

USAP の“青島パラドックス”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
青島パラドックス
USAP
舞台は宮崎県・青島。
南国の情熱と都会の孤独を併せ持つ女性が、自身の「矛盾」=パラドックスを詩的に描いた一曲。観光地・青島、青島ブリッジ、ガジュマル、レタス巻きなど地元愛に溢れながらも、どこか冷めた視線と深い孤独感が交差する、文学的でアイロニカルな歌詞世界です。
アーティスト情報
USAP
80~90年代に流行したシティポップを現代的にアレンジした「NEO CITY POP」。USAPとNORAによる完全オリジナル楽曲は音源もMVも自身で制作し、ローファイ、エレクトロ、ジャズを融合、懐かしさと新しさを表現しています。仏Groover Global Chart Top500に複数曲がランクイン、海外でも「新時代のJPOP」と高評価を獲得。 こんな方におすすめ ・シティポップやオリジナルJ-POPを探している方 ・80-90年代サウンドを現代風に楽しみたい方 ・Lo-fiやエレクトロを活かした作業用BGMを探している方 ・ストーリーやキャラクターを感じられる音楽を楽しみたい方
USAPの他のリリース



