Lyric

明日地球が滅びようとも、

君は今日りんごの樹を植える

腕の無い君の笑う姿は

聖母マリア

黒く染まった世界

にはあなたが必要で。

子どもの泣き叫ぶ声は君にしか聴こえないよ

ラズロ、笑って

赤い焼け野原、照らした光が

君の声が聴こえる、遠くの方で歌ってる

愛してる、愛してる

だから僕のことを愛してよ

明日地球が滅びようとも、

君は今日りんごの樹を植える

音にならない声に僕らは耳を澄ませて

黒く染まった世界、

子の涙は枯れ果てて

機関銃握り戦火の中へ駆り出されてゆく

「僕の夢はお腹がいっぱいになるまでご飯を食べること」

「私の夢は20歳まで生き続けること」

当たり前のことが当たり前じゃない国もあって

そんなことを考えれたら少し優しくなれそうだ

どうしたらいいのかも分かんないくらい幸せ、分ける方法考えてたら夜になった

日が明けてまた眠る、

寝てる間に殺されないし

無駄にした今日がどれだけの価値か今際の際に知る

明日地球が滅びようとも、

僕は今日りんごの樹を植える

樹に寄り添うように眠る君に蠅が集る

カビの生えたコーヒー飲み干して

君の骨を拾う

血の涙が頰を伝って

穴の空いたりんごの実に落ちてゆく