歌詞

夜も更けて　ふと目を覚ます

乾いた喉　遠くの電車

見ていた夢の続きを見る前に

コップ一杯の水を飲み干す

ベッドの中　耳を澄まして

静寂の音をただ聞いている

こんなに静かな夜の中にある

誰も知らない生活の隙間

喧騒の中　ふと目を覚ます

我に返る　紛れてる

何処へ向かっていたのだろう

歩き出す　向こうの空へ

人波の中　ただ眺めていた

すれ違った君をもう見失う

足を出さけなりゃ前に進めない

そんな風に思った生活の隙間

喫茶店の隅で

夕闇の空の下で

生きることの意味を考えていた

跨線橋の上で

繰り返す波の傍で

美しい世界の声を聞いていた

雨音の中　頬杖をつき

かすかな笑みを浮かべぼんやりと

何をしても良い　何処へ行くのも良い

ただあるがままにいれば良い　生活の隙間

ただあるがままにいれば良い　生活の隙間