

曖昧な言葉を涙のせいにして
歩く全ては悪戯を成していく
遠ざかる昴に願いを込めた今朝
光が差して 目が覚める彼方
春の日の様に
まだ眠気を誘う朝空 今日まで
叶わない未来を連れて来た
陽で煙る窓辺を跳ねた欠伸
また 同じ様な違う時間ばかり過ごしてる
遠回りをした夢の中を
後戻りをした帰り道を
忘れるにはまだ早いけれど
季節は今 巡る
風に花が散った
確かな足音に時雨咲きする街
静かな音で踊る麗らかさを
雪柳ぐ小春に渇いた空の下
何も無いのに 記憶を抱いて迎えた
廻る命や かけがえた季節に
思いの丈で背伸びしていくだけさ
足取り軽く跳ねた猫が俺を追い越しても
気ままに歩こう
遠回りをした夢の中を
後戻りをした帰り道を
忘れるには少し早いけれど
季節は今 巡る
風に花が散った
確かな足音に時雨咲きする街
静かな音で踊る麗らかさを
雪柳ぐ小春に渇いた空の下
例えられないよ
曖昧な言葉を涙のせいにして
歩く全ては悪戯を成していく
どんな風に君が君を満たして行くのか
誰もわからない 春の日の様に
- 作詞者
佐久間 ゲンソウ
- 作曲者
佐久間 ゲンソウ

せだい の“桜のいろは”を
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1st Album「Delirium」からおよそ10ヶ月ぶりのリリースとなる今作は、せだいらしさが絞り出されているM1「ゼログラビティ」から始まり、M2「ロードムービー」、M3「桜のいろは」ではせだいの新境地が感じられる3曲入りのシングルとなっている。
アーティスト情報
せだい
東京 大井町を拠点に活動。00年代から脈々と続くようなサウンドと、振り絞るような歌声が心を揺さぶる4人組ロックバンド。2024年11月に2ndアルバム「Underground」をリリースしツアーを敢行。その活動はバンドのみならず、2022年にはせだい主宰レーベル「tomoran」を設立、多数の盟友達のリリースを支える。その多岐に渡る活動を元に、東京のインディーロックシーンにおいて自発的に1つの頭角を表しつつある。 メンバーはそれぞれ、清水(Gt): kurayamisaka / タカヤマ(Ba): FUJI / ヌマジリ(Dr): either (ex.)などでも精力的に活動。その中で培った技術は佐久間(Vo/Gt)によって集約され「せだい」という一つの大きな塊になっている。現場で重ねた確かな経験を元に、ライブバンドとしてより洗練されたその演奏は必見である。 Vo./Gt. 佐久間 ゲンソウ Gt. 清水 正太郎 Ba. タカヤマ リク Dr. ヌマジリ ユウヤ
せだいの他のリリース
tomoran