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歌詞

死ぬなら夏がいい (feat. 歌愛ユキ)

お餅

生きてみようと思った

後悔は忘れないように

まっすぐな道をさみしくないように石を蹴飛ばしてみた

無愛想を吐き出して、今

雨は疾うに上がってしまった

蝉時雨と公園、夏陰、夜の匂いで目蓋を透かした

生きてみようと思った

後悔は忘れないように

交差した道を独り、泥むように日々を蹴飛ばしていた

愛想を振りまいてみた

息は疾うに上がってしまった

今日が終わる前にちょっと浮つく心で夜街を歩いた

喧騒も、教室も、あの頃も紙に綴った

街灯も、終電も、気が付けば当たり前になった

関係も、友達も、そよ風も、夕景も、三日月も、この暑さも、褪せないように蓋をしている

倒になってしまった

歯車で良かった

青さって気概もいつかに忘れてしまったんだ

最終列車乗って星雲の果てまで

夢はどこに仕舞った

そうだ死ぬなら夏がよかった

生きてみたくはなかった

だって人はどうせ死ぬから

そんなことを言って、また周りが困るだけだから嘘を吐いた

愛想は尽かされたんだ

僕はもう死んでしまったのか

今日が終わる前にとんと歪な心で夜道を帰った

蛍光灯、校舎裏、

あの頃は暖かった

人間性、傲慢も、本当も、信用も、感情も、理性も、人生も、もうどうでもよかったから、

倒になってしまったんだろう

生きてみようと思った

生きてみたくはなかった

どっちも本当の嘘偽りのない自分自身で

愛だとか安っぽくて

賞味には期限があって

パッとしない日々を貪る自分が醜くて仕方なかった

倒になってしまった

歯車じゃ駄目だった

青さって世界もいつかに忘れてしまっていた

最終列車乗って星雲の果てまで

夢はどこに仕舞った、そうだ

死ぬなら夏がよかった

  • 作詞

    お餅

  • 作曲

    お餅

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これは、大切なものを奪われた十二人とその後の話。

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