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歌詞

夜盗 (feat. 可不)

お餅

生きてる心地が欲しかった

切れかかった誘蛾灯

ちょっと歪なスポットライト

あなたの顔も見えない

なあ、

苦しかっただけ

掻っさらってしまえよ

全部、そう何もかも全部

どうせ誰も気付かないから

何れも此れも模造品

眼だなんて捨てた方が増し

乾いた笑いが腹の底に落ちて

まっくらな夜に虫唾が走って

掻っさらってしまえよ、全部

生きてる心地が欲しかった

藍がかった夜を偲ぶ

月の光はきっとない

いっそ誰かを殺したい

それでこの胸を満たされたい

こんな愛くらいならもう要らない

掻っさらってしまえよ

愛も生き方も心根も

どうせ誰もわからないから

褻にも晴れにも日向水

この耳なんて捨てた方が増し

痺れた心が腹の裏に見えて

まっくらな夜に暮れたあなたも

掻っさらってしまえばいい

夜を盗んで

渇いた僕で

見捨てた愛で

掻っさらってしまえよ

全部、そう何もかも全部

桜の下に埋まっているのさ

不釣り合いな死体の一つが!

詮のない夢は捨てた方が増し

護謨でも消えない黒が腹に満ちて

まっくらな夜に虫唾が走って

掻っさらってしまえよ、なあ

掻っ喰らってしまえよ

骨の髄まで!

  • 作詞

    お餅

  • 作曲

    お餅

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これは、大切なものを奪われた十二人とその後の話。

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