船が引っ張ってく 白い波が
陽射しを散らして 目を細めた
あの日 あなたと夢を語った橋で
時の流れ 思うよ
細長い煙突 吐く煙と
すじ雲の合間に カモメの群れ
ここで取り残され たたずむ私を
見下ろす半分の月
やさしい汐風 おかえりと告げる
揺らいだ私を 迎えてくれる
目を閉じれば
あの日 繋いでくれた
手のぬくもりがまだ
ああ 残ってるんだよ
路面電車揺られ かよった日々
流れてく景色は 変わったけれど
あの日 もらった愛を思い起こして
私がお返ししなきゃ
やさしい汐風 おかえりと告げる
揺らいだ私を 迎えてくれる
子どものころ
投げた あの小石もまだ
波間でゆらゆらと
ああ 笑ってるんだね
ポケットの中 握りしめてたのは
海辺の神社のお守り
ただいま 私の思い出の港
きょうが新しい船出だよね
やさしい汐風 おかえりと告げる
揺らいだ私を 迎えてくれる
目を閉じれば
あの日 繋いでくれた
手のぬくもりがまだ ああ
あなたの歌が 聴こえるんだよ
- 作詞者
加藤ひさつぐ
- 作曲者
小田貴音
- プロデューサー
加藤ひさつぐ
- レコーディングエンジニア
小田貴音
- ミキシングエンジニア
小田貴音
- マスタリングエンジニア
小田貴音
- ボーカル
やのほのか
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おかえり
やのほのか
やのほのか（元STU48）初のソロシングル。
活動拠点を東京から故郷・広島に移して再スタートを誓うやのほのかが放つ待望のソロ。楽曲では、故郷に戻ってきた主人公が瀬戸内海の変わらない風景に心を打たれて再出発を誓う気持ちを歌いあげます。故郷を想うやさしさに溢れる歌です。
