Lyric

「私、幸せになれるかな?」

そんな声で聞くから

僕は頷くだけで何にも

答えられなかった

少し背伸びして「ん。」って顔で

僕を待っている

「じゃあ、またね。」

いつも通りキスをして

手を振った玄関

君にバレない隙に本当は

君がいなくなったらとか考えてる

それだけで胸は痛い

壊れそうだな

各駅停車をひとつ

見送ったその理由は

後ろから君が追いかけて

来るかもって思った

「また明日ね」って言葉が

「もうさよなら」って気がした

本当はもう少しだけ側にいたかった

「嘘は嫌い」が口癖な君が

たまにつく嘘と

「ごめんね。」喧嘩の後はいつも

素直な君が好きだ

君がいないと僕は何も

残らない 情けない

けど君で溢れている

各駅停車は今日も

僕から君を遠ざける

ゆっくりと扉が閉まるのを

ただ見ているだけ

「大好きだよ」って言葉に

「大好きだよ」って返すより

本当の距離を少し前に 戻して

次会う時はもうずっとここにいるよ

玄関でキスしたままもう離さないよ

ねぇそれでいいでしょ?

ねぇそれでいいでしょ?

各駅停車にゆらり

揺られてるその時間は

誰よりも君のこと僕が想っているよ

このままいつか離れて

会えなくなったとしても

もう一度 何度でも

君を探すから

各駅停車をひとつ

見送ったその理由は

後ろから君が追いかけて

来るかもって思った

「また明日ね」って言葉が

「もうさよなら」って気がした

本当はもう少しだけ側にいたかった