静まり返る書室は伽藍堂 醒めない夢を見てる
柔に射す陽が照らす塵芥 その向こうにあなたが居る
伝えたかった想いが宙を舞って 掴めそうにないんだ
ここに居たこと 笑い合ったこと
日を重ねようが 変わりはしないこと
幾度書いて 放った 不器用な文字を
あなたは美しいと言った
どんな 私も 愛おしいんだと
拾い上げては 腕の中で
包んでくれていた
その表情が 織り成す言の葉が
優しい匂いが 蛍火のように心照らすから
二度と夜が明けはしないとしても
いつまでも消さないように誓った
もっと 触れていたかった
もっと 笑わせたかった
蝋梅の香りに まだ甘えて
すぐに溺れてしまうから
もう行かなきゃ
振り向かないで 闇の向こうへ
その表情が 眩い光が いつか
瓦礫に埋まってしまっても
忘れようが無いくらい
強く 深く 刻んで
止めどなく日々は往く
彷徨う心も愛してくれるなら
もう迷いはいらない
きっと全部を描いてみせる
あなたのいない未来も愛していける
- Lyricist
yohka
- Composer
yohka
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yohka
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yohka
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