最初のアルバムのジャケット写真

歌詞

ヒップホップヘッズヒストリー

Potsuji

1995 俺13か14

ラクガキが習慣な中坊

毎月届く進研ゼミ

中身は見ない 気にせんでいい

なんか付いてきた付録のCD

その一曲がすごくいい

何度聴き込んだか繰り返す

タイトル「今夜はブギーバック」

ボーカルぽくて歌わない

ラップって言うんだ うわヤバい

俺の24小節の旅 衝撃の始まり

同じ頃聴いたイーストエンド

同意求めいつも返答

「DA.YO.NE.」はみんな聴いてたよね

日本一聞かれたラップかもね

トップ10チャートいきなり揺れた

歌詞にちゃんと意味ありすげえな

リズムに合わせ喋るのフレッシュ

教室で真似てラップ練習

この時まだ本気じゃないグレーゾーン

ほんのちょっとそで触れ合う程度

「変な音楽」が第一印象

時間かけ知るのが大事っしょ

ヒップホップ やっぱいいぜ

グラフィティにダンサーDJ

ヒップホップ やっぱいいぜ

俺が選んだのはラッパー人生

ヒップホップ やっぱいいぜ

グラフィティにダンサーDJ

ヒップホップ やっぱいいぜ

ヒップホップが俺をラッパー認定

1996 俺高校生 海の向こう側を冒険

洋楽のPVってマジ良くない?

衝撃の映像Jamiroquai

イラストが好きで何度も視聴 Paranoid Android

マイク担当2人いるチーム ProdigyのBreathe

1997 未知との遭遇

Badboy Maseの Feel So Good

美女に金のネックレス高級車

日本じゃ見かけないこういうやつ

Badboy繋がりある日知る

Puff DaddyのI’ll Be Missing You

それ聴き次にNotorious

ヒップホップの道通り出す

ラッパー囲む美女のモデル

太ってようがモテるやつモテる

そんなバッチバチきた1シーン1シーン

価値観に俺マジ感心

言葉の意味は知らないよ

でも伝わった自信やプライド

そんな精神愛し敬意表し

聴くH.I.P.H.O.P

ヒップホップ やっぱいいぜ

グラフィティにダンサーDJ

ヒップホップ やっぱいいぜ

俺が選んだのはラッパー人生

ヒップホップ やっぱいいぜ

グラフィティにダンサーDJ

ヒップホップ やっぱいいぜ

ヒップホップが俺をラッパー認定

1999 フラッシュバック目瞑る

シャカゾンビのBIG BLUE

ブッダブランド、SUIKEN、DABOにXBS

Featuring繋がる別次元

さらに掘り下げ聴く基本は

ライムス、我リヤ、キングギドラ

Grateful Daysの Dragon Ash

メジャーとマイナー繋ぐそんな音楽

2000 新譜出ろ出ろ

シーンも拡大On And On And On

ZeebraがチャートインMr.Dynamite

今聞いてもこの韻だいぶヤバい

特にハマったK DUB SHINE

踏まないラップなんて選択ない

渋谷の街頭 でかいNITRO

始まるヒップホップシンドローム

2001 ヒットたくさんくる

Gratest Hits KICK THE CAN CREW

不良っぽくなくてホッとさせる

聴くと韻が硬すぎでボコられる

どれを聴こう次のヒップホップクルー

なんて贅沢な日送る

名曲をいつも多く飛ばす

ヒップホップ・ゴールドラッシュ

ヒップホップ やっぱいいぜ

グラフィティにダンサーDJ

ヒップホップ やっぱいいぜ

俺が選んだのはラッパー人生

ヒップホップ やっぱいいぜ

グラフィティにダンサーDJ

ヒップホップ やっぱいいぜ

ヒップホップが俺をラッパー認定

2002 風向き変わる 新しい力浮き上がる

各地に広がる勢力地図

一点集中からいっせーので散る

流行過ぎて反動か 次々と新手が参上だ

CISCOに通って順に追うぜ

雰囲気なんとなく純日本製

例えば札幌のBLUE HERB

やたら心荒ぶるバース

重いビートの上 研いだ言葉

これぞ言霊と言ったとこか

新宿「帝都崩壊」MSC

聴いた瞬間凍ってる背筋

近づくとタダじゃマジすまねえ

そんな恐怖すら感じるカリスマ性

まだまだ出てくるラッパーやばい

TOKONA・般若・SEEDA・ANARCHY

サ上とロ吉・SHINGO☆西成

NORIKIYO・韻踏合組合

時代変わる2015 俺もラップ始めたもう一度

バトルでケガどころかシーン回復

次々と見つかる新大陸

そして現在2023 ずいぶん過ぎてった時間

有名なラッパー増えて活性化

無名でヤバいのカッケーな

ヒップホップ迎えた安定期

ここどう切り分けるパンケーキ

Trap、Emo、DrillにBoom Bap

分割せずいただく文化

好奇心の種に火つけると

リスペクトに気付けるよ

無邪気に聴いた遠い記憶

承認欲求より興味持つ

俺もこれから押印繋いで

言葉運ぶGoing My Way

100万人に送るなんてのは無理

本物届くのは半径100人

その気にさせた先駆者へ

感謝するぜThank youだぜ

そして今後も新譜を聴きたい

それが俺の任務と生き甲斐

ヒップホップに出会い育てられた

おかげで今もそう立っていられた

元々ないぜ信仰心

俺のGODはヒップホップシーン

ヒップホップ やっぱいいぜ

グラフィティにダンサーDJ

ヒップホップ やっぱいいぜ

俺が選んだのはラッパー人生

ヒップホップ やっぱいいぜ

グラフィティにダンサーDJ

ヒップホップ やっぱいいぜ

ヒップホップが俺をラッパー認定

  • 作詞

    Potsuji

  • 作曲

    Potsuji

最初のアルバムのジャケット写真

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Potsuji待望の「最初のアルバム」

歳月を重ね経験を積む中でついにマイクを手に取りその熱い魂をラップの世界に注ぎ込んだ。

このアルバムは人生の折り返し地点からのスタートを象徴し待ち焦がれた瞬間の感動を余すことなく届ける。

放つ言葉には深みと共に築かれた知恵と未だ抱える夢を追い求める情熱が交錯し聴く者を感動の渦に巻き込む。

これは時間を超えた音楽への愛と挑戦の歩みを刻んだ一枚。

Potsujiのラップは中学時代の影響から成長し続けたアーティストの真髄を垣間見せ、彼が辿り着いた現在地を背景に繰り広げられる。

ドラマチックな音楽の旅が始まる。

アーティスト情報

Wanna Bean Records

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