最小限の相槌と
最低限の愛嬌で
狭く浅く生きてきた
時に無愛想だと
言われながら
シルバーフレームの
スタンドミラーは
味気ない日常に馴染んでる
「諦めなければ 夢は叶う」
その言葉の真偽が分からないまま
目の前の僕は
大人だった
いつの間にか
鏡よ鏡
僅かな光が
見えてるだろ?
聞こえてるだろ?
守るべきもの
誇るべきもの
手にした姿
きっと見せるから
少し待っていて
最小限のプライドが
最大限の愛情で満たされてく
いつかの普通の幸せを感じながら
シルバーフレームの
スタンドミラーは
つまらない僕に色を見せるんだ
鏡よ鏡よ
鏡よ鏡よ
表面だけ繕って
見え見えの作り笑い
無理をしてでも何としてでも
その場を平穏に乗り切ることが
たった一つの
僕のステータスだったのに
僕はあの子目の前に
平然じゃいられなくなったんだ
変化する気持ちは
夜の時間を短くして
昨日より今日の僕は
もっと欲張りに
鏡よ鏡
過ぎ去る時間も
愛しく思う気持ちを見せるよ
僅かな光
眩しいだろ
守るべきもの
誇るべきもの
手放さぬように
忘れずにいるよ
今の想いを
この瞬間を
鏡よ鏡よ
鏡よ鏡よ
シルバーフレームの
スタンドミラーは
鮮やかな日常を映し出す
- 作詞
ざし
- 作曲
ざし
ざし の“スタンドミラー”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
エゴイスト
ざし
- 2
Dreamy Time
ざし
- 3
NAME
ざし
- 4
liar
ざし
- 5
赤い糸を辿って
ざし
- 6
僕の世界、君のいる世界
ざし
- ⚫︎
スタンドミラー
ざし
- 8
雨音とバブル
ざし
- 9
空が君を反射する
ざし
自分はどんな音楽を作りたいのか、どんな音楽を作れるのか。
分からないまま音楽制作を始めました。
すぐ飽きるかもしれないと思っていた創作活動は、
曲を作れば作るほどワクワクが止まりませんでした。
アルバムのタイトルとなった「エゴイスト」は
自身9作目の作品で
「君の涙は僕の欲をすべて満たしていくからさ」
という歌詞から始まります。
第三者が介入することのない二人だけの関係の中で、
エゴイストなのは君?それとも僕?
とにかく夢中で作り続けた曲たちですが
どの曲にもそこには自分らしさがありました。
聴く人の心を動かし寄り添うものとなりますように。
このアルバムを通して「ざし」の持つ世界観を
少しでも感じとってもらえたら嬉しいです。
アーティスト情報
ざし
6月2日生まれ、日本のVOCALOIDプロデューサー/作詞家/作・編曲家。2020年10月に動画投稿サイトに「雨音とバブル」を公開し、ボカロPとしての活動をスタート。透明感のあるサウンドが特色。
ざしの他のリリース
LUCY LOVE records