It was a snowy day Front Cover

Lyric

It was a snowy day

Writer Shawis

ある雪の日だった

見通しの悪い交差点

優先道路の僕は

躊躇いもなく進んだ

左から迫る黒い影

助手席の君が上げる悲鳴

全身に痛みが走った

そこからの記憶が無いんだ

目を覚ますと病院で

横では親が泣いていた

怖い顔をした医師が

宣告のようにこう告げる

この命は助かるが

彼女は助かりそうにないと

心の底から思った

僕じゃなくて良かった

だってさ しょうがないじゃん

まだ生きていたかった

何も悪い事はしてないよ

なのに心は悪者だよ

胸に広がった安堵感

徐々に冷たくなる温度が

遅れて嫌気が刺す

遅れて嫌気が刺す

君の代わりに死ぬなんて言えない

映画の外では誰も出来やしない

どうせ言うんだろ

「話が違う」って

「まだ死ねない」って

きっと僕が優しくないだけ

ねぇ何が普通なんだっけ?

初めて人を殺したのは

寒い寒い冬の日だった

最低だよ僕は

でも多分 最低だよ皆んなも

そう思ってないと

もう正気なんて保てない

きっと生きる価値は僕に無い

人に生きる価値なんて無い

なんだか寂しいな

そういえばもう君と会えないのか

積もった雪を溶かす幸せの排気口

書きかけの曲を没にして再起動

中学の時虐めてきたあいつも

本当は俺なんかより良いやつなんだろうな

僕の心が死んで逝く

僕の心が死んで逝く

僕の心が死んで逝く

僕の心が…

二人死ねばこんなに苦しまなかった

社会が曲げた不純な願い

自分を犠牲にするやつが偉い

正論が幻想に見えて目眩

僕だけが生きながらえて

生き絶えた心で生きていく

君の死にただ悲しめたら

どれだけ良かったのだろう

自分の命より大切な

ものってあるのだろうか。

教えてくれよ神様

あなたは人をこう作ったのか?

幸せに 愛した君のことも

心で 殺した君のことも

もう全部忘れてしまいたい

そんなそんな弱い僕だ

君の代わりに死ぬなんて言えない

映画の外では誰も出来やしない

どうせ言うんだろ

「話が違う」って

「まだ死ねない」って

きっと僕が優しくないだけ

ねぇ何が普通なんだっけ?

初めて人を殺したのは

寒い寒い冬の日だった

記憶が飛び倒れている間

一度だけ大好きな君の夢を見た

柔らかい頬をつねったら笑って

その後拗ねた顔で見つめてくるんだ

ああ違うな これは幻想で

勝手に許してもらおうだなんて最低だ

後悔すら出来ず自分で自分を殺す

こんなに苦しいなら僕が死にたかった

  • Lyricist

    Writer Shawis

  • Composer

    Writer Shawis

  • Recording Engineer

    Writer Shawis

  • Mixing Engineer

    Writer Shawis

  • Mastering Engineer

    Writer Shawis

  • Vocals

    Writer Shawis

  • Rap

    Writer Shawis

It was a snowy day Front Cover

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    It was a snowy day

    Writer Shawis

「君の代わりになんて死ねない」そう思うことは悪なのだろうか。
自身の内面の醜さと、この世界の綺麗事に苦しめるられる青年の物語。
初めて人を殺したのは、寒い寒い冬の日だった。

作詞作曲からボーカル、ミックスやマスタリングまで全てWriter Shawis自身で行い拘った渾身の一曲。ジャケ写はXでフォロワー2万8000人を誇る人気イラストレータ「わらもり ふづか」、MVは数多くのアーティストの動画を制作してきた「Kayowa」が手掛ける。

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